FIRST
- TOTAL POINTS
- 52
翁長 実希オナガ ミキ
#7 Kids com KDDP KC-MG01
RACE REPORT

2025年のKYOJO CUP Rd.2のファイナルレースが7月20日(日)に富士スピードウェイで開催され、昨日に続いて晴天に恵まれるなか、#7 翁長実希(Kids com KDDP KC-MG01) が今季初優勝を飾った。

KYOJO Finalは13時10分からのフォーメーションラップを経て、ローリングスタートが切られた。
スタートでは上位3台の順位は変わらず、6番グリッドの#46 永井歩夢(NBAありそ鮨しKYOJOフォーミュラ KC-MG01)が4番手、8番グリッドの#53 池島実紅(TGM Grand Prix KC-MG01)が5番手に浮上する。そんななか、隊列後方で#87 山本龍(ARF☆おさきにどうぞ☆KC-MG01)がスピンを喫し、山本の後ろを走行する#10 天谷伶奈(TODOROKI KDDP KC-MG01)と、#9 ケルシーピンコウスキー(SatisPie KDDP KC-MG01)が接触。各ドライバーは自力で走行を再開したが、一時ダンロップコーナーで複数台のマシンが停止し、2周目にセーフティカー(SC)が導入された。
リスタートを迎えたのは4周目。ポールシッターの#1 斎藤愛未(BigBoss W TOM’S KYOJO with AIWIN KC-MG01)はスタートで好ダッシュを決めたが、SCで間合いを縮めた翁長が斎藤の背後につき、TGRコーナーで斎藤を仕留める。斎藤はコカ・コーラコーナーで首位奪還を試みるが、翁長がトップの座を守った。後方では、7番手の#39 富下李央菜(OPTIMUS CERUMO・INGING KC-MG01)が#17 白石いつも(AIWIN Re-Kobe KC-MG01)をパス。続けて池島もかわし、5番手にポジションをあげた。
セッション後半を迎えると、最後尾からスタートし、着々と順位を上げる#37 バートンハナ(BigBoss W TOM'S KYOJO KC-MG01)が#46 永井歩夢(NBAありそ鮨しKYOJOフォーミュラ KC-MG01)、#4 平川真子(docomo business ROOKIE KC-MG01)を攻略。ペースの良いバートンは8周目に#8 佐々木藍咲(LHG KDDP KC-MG01)、10周目に池島をオーバーテイクし、入賞圏内の8番手までポジションをあげてみせた。
隊列先頭では翁長、斎藤による首位争いが白熱し、2台は後続を大きく引き離すペースで周回を重ねる。翁長に対し、一時は0.4秒差まで迫った斎藤だったがオーバーテイクは叶わず。斎藤の猛追を振り払った翁長がトップチェッカーを受け、今季初優勝を飾った。斎藤が2位、下野が3位表彰台を獲得し、4位に永井、5位に富下が続いた。ファステストラップは翁長が記録し、驚異の12台抜きを果たしたバートンは8位でレースを終えている。



